[:ja]

【モチベーション】彼の名は岡崎

彼との出会いは,清水東高校のサッカー部.

人とは違うものの見方を持っているようで,それをギャグという形で披露することができる楽しい人間である.

同じ理系で隣のクラスということもあって,高校時代の多くの時間を共に過ごした記憶がある.

受験期にずば抜けた賢さを見せ,現役で北海道大学に合格.日常のひょうきんとした感じとのギャップからか,周囲から一目置かれる存在であった.

北海道が遠いからか,高校同期が(精神的に)遠いからか,高校同期の集まりなどでは顔を見ないレアな存在となっていた.

なので,白鳥の「ギャップイヤー」(ニート)中に、彼に会いにいくついでに、北海道に行きたかった.

*「友人訪問型旅行」とは友人宅宿泊(無料)かつ、最も信頼できる現地ガイド付き(無料)で,おまけに旧交もあたためられる旅行である.

【アプローチ】仙台から苫小牧をフェリー

実は,北海道へのアプローチ前の数日間に,東北大学に通う友人らと仙台観光をしていた.

せっかく東北方面にいくので,そのまま北海道へのアプローチも可能なので?と思い,調べると「太平洋フェリー」が運行しておった.

フェリーといえば,学部生時代に大分県別府のアジア太平洋大学(APU)に行った際に,何度かフェリーを使ったことがあり,酔った記憶があった.

ちなみに帰りは新千歳空港から中部国際空港への国内便.早いぜ,飛行機.

【フード】うますぎて夕食が2回あったね

苫小牧港に到達した白鳥は,岡崎と合流し,まずは挨拶がわりの「ホッキカレー」(マルトマ食堂).

お昼時で,大変待ったが,ホッキ貝のシャキシャキ感とコクのあるカレーの包容力がその待ち時間を忘れさせた.

そして,一行はレンタカーを駆使して,洞爺湖に寄り,近くの温泉につかり,岡崎宅のある札幌へ.

夕食は満場一致で「札幌味噌ラーメン」(炎の味噌ラーメン札幌炎神、2020年9月に閉店、残念).

そのラーメンがうますぎて,食前食後の30分くらいの記憶が残っていないほど.

大人のお店と普通の飲食店が区画整理なく融合した,「すすきの」の街並みを横目に,我らが天下一品のこってりラーメンをすすった.

*学部時代,近所の天下一品が白鳥の出没エリアであった.

ラーメンのシメにラーメンを持ってくるバカな二人であった.だが,うまい.

翌日.普通に平日なので,白鳥単機で小樽を攻めた.

小樽駅から南小樽駅までの堺町本通りを徒歩で歩きながら、小樽の海の幸をだっふんだに使った「海鮮丼」(小樽ポセイ丼本店)を食べた.港のすぐそばということもあり,新鮮さが際立つ.というか、あんなにのっけたらずるいわ.

おやつに「LeTao(ルタオ)」(逆から読んだら小樽)でチーズケーキとお紅茶.北海道開拓時代の西洋文化をモダンに洗練した印象を受け,逆にこちらまで洗練されそうだった.は?

札幌に戻り,市内をレンタサイクルで回り,北大の博物館前で再び,岡崎と合流.

「もいわ山」から札幌市の日暮れを眺めた後,北海道といえばの「ジンギスカン」(ジンギスカンふくろう亭).

定食屋の装いにして、立ち込める煙はジンギスカンのお店であることを物語っていた.普段はビールなぞ飲まないが,この時だけビールのために生きるのも悪くないとも思えた.普段は無表情の岡崎もジンギスカンを前に笑みがこぼれていた.「旨いものを食べることは人生の真の喜びであるなぁ」などとお互い語り合いながら,ジンギスカンとビール.目頭が暑くなる.

ジンギスカン岡崎

ジンギスカン用の鍋は,そのドーム型の形状のために羊の肉から出る油が縁にあるお野菜に染み渡り,とても美味しくなるのだということ.これにはチンギスハンもびっくり.は?

北海道最後の夕食はまだ終わらない.

一行の足は、またしてもラーメン屋(らーめん五丈原)に.お店オリジナルの「とんしおラーメン」と「チャーシューおにぎり」をいただき,全国大会出場.

翌日,岡崎に別れと感謝を告げ,新千歳空港の「ラーメン道場」にて,「えびそばラーメン」(えびそば一幻)をいただいた.ラーメン道場のほんの入り口に位置するラスボス級のラーメン,うますぎて悦に入ってしまい,全国の壁はまだまだ高いと感じるのであった.

「ご飯がうまい」と聞いていたが,予想以上だった.いろいろウマ過ぎるだろ,,,北海道.

【スポット】洞爺湖,小樽,札幌.決勝で待ってるぜ.

「100km先右折」の世界,北海道.

一面に広がる緑を眺めながら,高速道路でもないのに,「100km先右折」とカナービに出てくるくらいまっすぐの道を進んでいた.

カーナビ「100km先,右折です」白鳥「え??」

さすがは北海道,車道がバカ広い上に,積雪の際に車道の端を示すための赤い矢印や「動物注意」の標識があちらこちらにあった.

いくつか山を越え,辿り着いたのは「銀魂」の木刀でお馴染みの洞爺湖.アイスを食いながら湖畔を歩き,近くの温泉で汗を流した.あそこで食べたガリガリ君が唯一思い出に残っているガリガリ君であると思う.

札幌へ向かい,レンタカーを返却.ここからは,電車ですすきのへ.ラーメンをはしごして,1日目は終了である.

海ってこんなに青かったかしら

北海道の夏の朝は涼しいが,容赦ない太陽は例外なく気温をあげていく.

函館本線の電車に乗り,海を眺めながら,小樽に到達.

観光者フィルターかもしれないが,すごい明るくて,キラキラしてる町という印象を受けた.

潮の匂いに誘われて,小樽港から出ている龍宮クルーズで「青の洞窟」ツアーに参加した.

空飛ぶかもめの真下を,波を切り裂くように走行するボートに乗り,普段は見ることのない小樽の奇々怪々な岩々を眺めつつ,最終目的地「青の洞窟」を目指すツアーである.

熊っぽい岩や大型巨人っぽい岩や見どころいっぱいであった.

大型巨人っぽい岩

太陽光を反射した海面は,洞窟の暗闇の中で鮮やかな濃い青色を保っていた.

これまでみたことのあるハワイの海とはまた違う色で,「海ってこんな色が出せるのか,やるじゃん?」と思った.

このスライムみたいな色よ

札幌の街中観光地をチャリで回る

さっぽろテレビ塔,札幌市時計台,北海道庁赤れんが庁舎を一気に回って,観光客としての責務を果たし,写真を撮ってきた.

Sapporoといえばのやつ

札幌もいわ山ローブウェイ、寒いのは「もぅいぃわ!」

北海道滞在最終日,札幌の100万ドルの夜景を見渡すことができる「もいわ山」にむかった.

ロープウェイで調達した頂上付近は風強く,夏とは思えない寒さで,「もぅいぃわ」ってなった.

多くの人が,寒さに耐えながら,日が暮れるのを待ち,徐々に全貌を見せ始めた100万ドルの夜景に釘付けになっていた.

通貨がドルなのは,かつて神戸六甲山から見る夜景の電気代がドル換算すると100万ドルくらいだったので,美しい夜景の形容詞となったようだ.

最後に

結局,羊ヶ丘展望台のクラーク像はいけなかったので,他の美味いラーメンとともに,次なる北海道への旅に託すこととした.

夏目漱石さんが言うことには,

「ラーメンも旨い.海鮮丼も旨い.ジンギスカンも旨い.人間食事の旨いのは幸福である」

最高の美味いご飯.最高に良い友達.感謝である.[:en]

【モチベーション】彼の名は岡崎

彼との出会いは,清水東高校のサッカー部.

人とは違うものの見方を持っているようで,それをギャグという形で披露することができる楽しい人間である.

同じ理系で隣のクラスということもあって,高校時代の多くの時間を共に過ごした記憶がある.

受験期にずば抜けた賢さを見せ,現役で北海道大学に合格.日常のひょうきんとした感じとのギャップからか,周囲から一目置かれる存在であった.

北海道が遠いからか,高校同期が(精神的に)遠いからか,高校同期の集まりなどでは顔を見ないレアな存在となっていた.

なので,白鳥の「ギャップイヤー」(ニート)中に、彼に会いにいくついでに、北海道に行きたかった.

*「友人訪問型旅行」とは友人宅宿泊(無料)かつ、最も信頼できる現地ガイド付き(無料)で,おまけに旧交もあたためられる旅行である.

【アプローチ】仙台から苫小牧をフェリー

実は,北海道へのアプローチ前の数日間に,東北大学に通う友人らと旧交をあたためつつ,仙台観光をしていた.

せっかく東北方面にいくので,そのまま北海道へのアプローチも可能なので?と思い,調べると「太平洋フェリー」が運行しておった.

フェリーといえば,学部生時代に大分県別府のアジア太平洋大学(APU)に行った際に,何度かフェリーを使ったことがあり,酔った記憶があった.

ちなみに帰りは新千歳空港から中部国際空港への国内便.早いぜ,飛行機.

【フード】うますぎて夕食が2、3回あったね

苫小牧港に到達した白鳥は,岡崎と合流し,まずは挨拶がわりの「ホッキカレー」(マルトマ食堂).

お昼時で,大変待ったが,ホッキ貝のシャキシャキ感とコクのあるカレーの包容力がその待ち時間を忘れさせた.

そして,一行はレンタカーを駆使して,洞爺湖に寄り,近くの温泉につかり,岡崎宅のある札幌へ.

夕食は満場一致で「札幌味噌ラーメン」(炎の味噌ラーメン札幌炎神、2020年9月に閉店、残念).

そのラーメンがうますぎて,食前食後の30分くらいの記憶が残っていないほど.

大人のお店と普通の飲食店が区画整理なく融合した,「すすきの」の街並みを横目に,我らが天下一品のこってりラーメンをすすった.

*学部時代,近所の天下一品が白鳥の出没エリアであった.

ラーメンのシメにラーメンを持ってくるバカな二人であった.だが,うまい.

翌日.普通に平日なので,白鳥単機で小樽を攻めた.

小樽駅から南小樽駅までの堺町本通りを徒歩で歩きながら、小樽の海の幸をだっふんだに使った「海鮮丼」(小樽ポセイ丼本店)を食べた.港のすぐそばということもあり,新鮮さが際立つ.というか、あんなにのっけたらずるいわ.

おやつに「LeTao(ルタオ)」(逆から読んだら小樽)でチーズケーキとお紅茶.北海道開拓時代の西洋文化をモダンに洗練した印象を受け,逆にこちらまで洗練されそうだった.は?

札幌に戻り,市内をレンタサイクルで回り,北大の博物館前で再び,岡崎と合流.

「もいわ山」から札幌市の日暮れを眺めた後,北海道といえばの「ジンギスカン」(ジンギスカンふくろう亭).

定食屋の装いにして、立ち込める煙はジンギスカンのお店であることを物語っていた.普段はビールなぞ飲まないが,この時だけビールのために生きるのも悪くないとも思えた.普段は無表情の岡崎もジンギスカンを前に笑みがこぼれていた.美味いものを食べることを人生の真の喜びであるなとお互い語り合いながら,ジンギスカンとビール.目頭が暑くなる.

ジンギスカン用の鍋は,そのドーム型の形状のために羊の肉から出る油が縁にあるお野菜に染み渡り,とても美味しくなるのだということ.これにはチンギスハンもびっくり.は?

北海道最後の夕食はまだ終わらない.

一行の足は、またしてもラーメン屋(らーめん五丈原)に.お店オリジナルの「とんしおラーメン」と「チャーシューおにぎり」をいただき,全国大会出場.

翌日,岡崎に別れと感謝を告げ,新千歳空港の「ラーメン道場」にて,「えびそばラーメン」(えびそば一幻)をいただいた.ラーメン道場のほんの入り口に位置するラスボス級のラーメン,うますぎて悦に入ってしまい,全国の壁はまだまだ高いと感じるのであった.

「ご飯がうまい」と聞いていたが,予想以上だった.いろいろウマ過ぎるだろ,,,北海道.

【スポット】洞爺湖,小樽,札幌.決勝で待ってるぜ.

「100km先右折」の世界,北海道.

一面に広がる緑を眺めながら,高速道路でもないのに,「100km先右折」とカナービに出てくるくらいまっすぐの道を進んでいた.

さすがは北海道,車道がバカ広い上に,積雪の際に車道の端を示すための赤い矢印や「動物注意」の標識があちらこちらにあった.

いくつか山を越え,辿り着いたのは「銀魂」の木刀でお馴染みの洞爺湖.アイスを食いながら湖畔を歩き,近くの温泉で汗を流した.あそこで食べたガリガリ君が唯一思い出に残っているガリガリ君であると思う.

札幌へ向かい,レンタカーを返却.ここからは,電車ですすきのへ.ラーメンをはしごして,1日目は終了である.

海ってこんなに青かったかしら

北海道の夏の朝は涼しいが,容赦ない太陽は例外なく気温をあげていく.

函館本線の電車に乗り,海を眺めながら,小樽に到達.

観光者フィルターかもしれないが,すごい明るくて,キラキラしてる町という印象を受けた.

潮の匂いに誘われて,小樽港から出ている龍宮クルーズで「青の洞窟」ツアーに参加した.

空飛ぶかもめの真下を,波を切り裂くように走行するボートに乗り,普段は見ることのない小樽の奇々怪々な岩々を眺めつつ,最終目的地「青の洞窟」を目指すツアーである.

熊っぽい岩や大型巨人っぽい岩や見どころいっぱいであった.

大型巨人っぽい岩

太陽光を反射した海面は,洞窟の暗闇の中で鮮やかな濃い青色を保っていた.

これまでみたことのあるハワイの海とはまた違う色で,「海ってこんな色が出せるのか,やるじゃん?」と思った.

このスライムみたいな色よ

札幌の街中観光地をチャリで回る

さっぽろテレビ塔,札幌市時計台,北海道庁赤れんが庁舎を一気に回って,観光客としての責務を果たし,写真を撮ってきた.

札幌もいわ山ローブウェイ、寒いのは「もぅいぃわ!」

北海道滞在最終日,札幌の100万ドルの夜景を見渡すことができる「もいわ山」にむかった.

ロープウェイで調達した頂上付近は風強く,夏とは思えない寒さで,「もぅいぃわ」ってなった.

多くの人が,寒さに耐えながら,日が暮れるのを待ち,徐々に全貌を見せ始めた100万ドルの夜景に釘付けになっていた.

通貨がドルなのは,かつて神戸六甲山から見る夜景の電気代がドル換算すると100万ドルくらいだったので,美しい夜景の形容詞となったようだ.

最後に

結局,羊ヶ丘展望台のクラーク像はいけなかったので,他の美味いラーメンとともに,次なる北海道への旅に託すこととした.

最高に良い友達を持った.感謝である.[:]