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【モチベーション】アメリカ留学の経緯

4回生となった白鳥.

周囲が院進学や就活でソワソワしてきた時期.

白鳥は正直どちらも乗り気ではなく,なんだったら進級前に休学したいと思っていて,様々なプログラムに無差別に(だが,確固たる覚悟を抱いて)応募していた.

今,思えば「大学生活を終わらせたくない」というただのわがままだったかもしれない.

いくつか応募したなかで,特に締め切りギリギリで申し込んだプログラムが「NAKATANI Research & International Experience for Students (RIES) Fellowship Program」.

このプログラムに採用していただき,アメリカ留学が再度実現した.

面接の際に,「日本の文化を伝えるために何ができますか?」という質問に対して,「ソーラン節が踊れます!」と答えたことが決め手だったかも.

ここにきて,ケニヤでのソーラン節が活きるとは...

プログラムの内容

アメリカ,テキサス州にあるライス大学で5週間の研究インターンとポスター発表に加え,フィラデルフィアやワシントンD.C.で1週間の文化体験.

Rice大学はたたでさえ,アメリカ(米)で米な上に,Rice(米)大学なので,米米大と呼べる.

日本人の主食である米も相まって,謎の親近感を抱いていた笑.

これまで参加したプログラムでは常に日本人学生と一緒だったが,このプログラムでは研究室に1人で配属され,メンターと話し合いながら,研究を進める形式であった.

あたかも,アメリカの大学院生の体験させてくれるプログラムで,「学位留学」にまつわる様々な疑問を解決する機会を与えてくれた.

また,本プログラムのレポート(英文)はこちらから!!.

SAMURAI爆誕

インドとかケニヤとかちょっと変わったところに留学していた経験をのぞいて,あまり取り柄のない自分に「決定的な特徴」を付与するためにある強硬策をとった.

それは髪型をSAMURAIヘアーに変えることであった.

白鳥には,どうでもいいこだわりを持った痛いキャラくらいがちょうどいいかも知れない.

ちょっとカッコつけようとしていたのは事実だが,フタを開けたらただの落ち武者になっていた.

SAMURAIモードでラボの教授やメンター2人(どちらも女性)と顔合わせ.

初日早々,それぞれの彼氏を紹介していただいた.釘を打たれていたのかもしれない.

落ち武者な学生証

白鳥,メジャーデビュー

アメリカといえば,ベースボール.

白鳥は幼き頃よりサッカーをしていたので,ベースボールにはあまり興味はなかった.

しかし,ヒューストンアストロズと大谷選手が所属するエンゼルスとの試合をたまたま観戦して,考えが変わった.

ビッグスクリーンを利用し,観客参加型で場内を盛り上げる一体感が野球の試合をそれ以上のものにしているようの思った.

そんな一体感の演出に白鳥も駆り出された瞬間があった笑.

ビッグスクリーンに白鳥が映し出されたのだ.

ビッグスクリーンに映し出された白鳥ら

【スポット】最高!ヒューストンベスト3

宇宙兄弟で何度かみた夢の場所

第1位 Johnson Space Center

ヒューストンという地名を聞いて,まず思い浮かべるのは「こちら,ヒューストン」というミッションコントロールのセリフ.年パスを購入する決意.

とにかく広くて,多くの人が運動をしている

第2位 Buffalo Bayou Park

ヒューストンダウンタウンにある緑化公園.高層ビルとのコントラストは絶景で,ヒューストン市民の憩いの場所.ランニングしたら最高に気持ち良さそう!

近くにこんな博物館があるのとってもいい

第3位 Houston Museum District

ライス大学に大変近くには美術館や博物館がとても多く,まとめてMuseum Districtと呼ばれる.最高に知的好奇心を揺さぶられる場所.

のたうちまわったポスタープレゼン

正直,強力すぎるメンターにほとんど介護状態であった白鳥.

なかなか研究を完全理解できない自分のもどかしさに息が詰まった.

これが研究の辛さなのかと,これはなんだか白鳥向きではなさそうともずっと思っていた.

しかし,何を評価してくれたのか,メンターはそう思っていなかったようでライス大学への進学を勧めてくれた.

「どうせ,社交辞令やろ」と思っていたが,当人はすこぶる本気で色々なことの相談に乗ってくれた(人生のメンターでもあった).

お別れの時に,メンターとハグをして,「留学したい」という願望は「留学する」という決意に変わった.

高め合える仲間たち

プログラムに参加した愉快な仲間たち

大抵,留学プログラムで過ごした仲間は白鳥にとってとても良い仲になったことは違いないのだが,このプログラムで6週間ともに生活した仲間たちは特にかけがえのないものなった.

彼らの英語の上手さや頭の回転の速さに感服するともに,とても良い刺激となった.

卒業研究と並行していたApplicationで辛い時期に「白鳥も頑張らなくちゃ」と何度奮い起こしてくれたことか.感謝.

最後に

「あれ,本当に白鳥?」と思うほど,自分があそこにいたことが信じられなかった.

経験が経験を呼ぶことの連続で,最終的に,この経験が僕の人生の中の「ジェット機」となり,日本を飛び出す原動力となった.

次は白鳥の人生の中の「ロケット」を探したい(できれば作りたい)と思う.[:]