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【モチベーション】学部生最後の留学プログラム
アメリカの大学院への出願準備と卒業研究を並行していた4回生の後期.
卒研発表を終えているであろう3月,どっか行きたいな〜と思っていた矢先にそのプログラムの知らせがメールで通知された.
それは昨年度受講した「国際社会で活躍する人材育成特別プログラム(オナーズプログラム)」の今年度の海外研修.
修了生も参加して良いとのことだったので,躊躇なく申し込み,9日間のベトナム留学が決まった.
プログラムの内容
テーマは「ベトナムの文化,歴史,経済を現地で体験する」(抽象的すぎんか?)ということで,各々の興味関心を軸にベトナムのホーチミンとハノイ両方に訪問.
ホーチミンでは,ベトナムに拠点を置く日系企業やベトナム戦争証跡博物館を訪問し,ハノイでは,ハノイ国家大学外国語大学(ULIS)でベトナム語や文化,歴史に関する講義を受け,JICA, JETROに訪問し,最近の日越関係を経済や国際関係の観点から概観したった.
ULISの学生の一人一人がバディとして,日本人学生についてくれた.
思いのほか女性が多かったため,男女のペアがいくつかできることに!願ったり叶ったり!
バイク多すぎな件
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東南アジアの中でも,ベトナムはバイクの普及率が異常に高い.
路上にはバイクが溢れ,隙あれば歩道も走るバイクには,何か鬼気迫るものを感じた.
横断歩道は一応あるものの,道路はバイクで途切れることがないため,自分でタイミングを見計らって渡る必要があった.
コツは決して走らず,ゆっくりと道路に出て,ドライバーの目をじっとみながら,手でバイクをなだめすかすこと.
道を渡るのもアトラクションなベトナムでした.
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そして,ふとあの鬼気迫るものの正体が何だろうかと考えるうちに,これが白鳥のプレゼンのテーマになった笑.
MAFIA爆誕
実は,この留学をきっかけに,通常の髪型をSAMURAIヘアーに変えていた.
アメリカの大学院に進学するとはその時点で考えていなかったが,アイデンティティとして「武士道」に何か思うことがあったのかもしれない.
そんな髪型にサングラスとスーツを着ると,ただのMAFIAだったが笑
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日本大使館に表敬訪問
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学生の身分で,大使館を表敬訪問する貴重な機会をいただいた.
梅田大使から日越関係について直接教えていただいて,経済的にも外交的にもベトナムがいかに日本にとって重要な国であるかを理解.
ところで,どうすれば梅田大使のようなオーラを出せるようになるのでしょうか.
国を背負って仕事をするというのは,そういうことなのだろうか.
【フード】フォー!バインミー!ブンチャー!笑
9日間のベトナム滞在で実際に食べた「これは知らなかった!美味しかった!」ベトナム料理をご紹介!
ベトナム料理といえば,フォー.もちろん,美味しかったが,ラーメンを食べ慣れているとどうしても物足りなくなってしまう白鳥であった.
ホーチミンでよく見かけたフォーのチェーン店「フォー24」が面白いネーミングだと思った.ただ,24時間営業ではない.
他のベトナム料理の中で有名な麺料理が,「ブンチャー」.
どうやら,ハノイでは,フォーを凌ぐ人気の料理で,その刺々しいネーミングに負けず,炭火で焼かれた肉団子が浮かぶ酸味や辛味が効いたスープが特徴的である,
細麺をそのスープにつけていただく,いわゆるつけ麺の一種である.
滞在中,2度食したが,そのうちの1回,路肩に並んだプラスチックの小さい椅子に座りながらいただいた.衛生面ちょっと心配になるくらい本場感えぐい.
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後半,ほとんどの日程をULISで過ごしたわけだが,ランチはバディと各自とってくれということで,案内されたのがULIS前の「The Coffee House」.
外国人観光客をターゲットにしたようなカフェであったが,ベトナム伝統のサンドウィッチ「バインミー」をすすめられた.
フランスの植民地であった影響か,フランスパンを使っているのが特徴.そのため,かみごたえがあり,お腹によくたまった.
インドでもそうだったが,コーヒーはやっぱりデフォルトで甘かった.砂糖やミルクを入れる方がきっと多いのだろう.
コーヒーといえば,ベトナムもコーヒー豆の主要な原産国のうち一つで,幻のコーヒー豆「コピ・ルアック」(ジャコウネコのう○こ)も生産している.
ケニア留学の時と同様に,お土産でたくさんのコーヒーを購入した.コーヒー生産国には,常に感謝しかない.
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個人的に衝撃のおいしさだったのが,ベトナム料理「ゴイ・クォン(生春巻き)」であった.もうとにかくうまい!!(ゴイだけに語彙力不足).
手巻き寿司のような感覚で,この透明なフィルムで巻いて,名前は忘れた甘酸っぱい汁につけていただいた.店員さんに巻いてもらったわけだが,きっと慣れが必要だろう.
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全体的にベトナム料理は,健康的であるなぁと思った.
それは,ベトナム人女性が美しい秘訣なのかもしれない.
アオザイのくびれがエロいねという話は男子勢で100回くらいした気がする笑
【スポット】白鳥的ベトナムベスト3
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第1位 Ecotourism Trang An Bout Tour
自然現象により形成されたとは思えんような岩々を横目に,頭上すれすれの洞窟を行くスリリングなボートツアー.「陸のハロン湾」とも呼ばれているそう.
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第2位 War Remnants Museum
ベトナム戦争についての博物館.アメリカの悪いところがたくさん見れた.どれも衝撃的で,戦争がいかに繰り返してはならないものかを感じた.戦闘機カッコ良かったけど.
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第3位 Top of Hanoi
ロッテセンターハノイのルーフトップバー.ハノイの絶景を見渡しながら,飲むカクテルは格別.あと,後輩たちの恋バナについていけん笑.ただ,あんだけバイク走ってるので,大気汚染が顕著ね.
またもプレゼントップバッター白鳥
ケニヤ研修同様,プレゼントップバッター.
これまでの大学生活を通して,プレゼンは何度もやってきたことだが,いつも緊張するわ.
内容を簡単にまとめると,ベトナムのモータライゼーション(主要交通手段の車化)について考察した.
具体的には,シェアライドの台頭による若者の車離れにより,ベトナムのモータリゼーションは今後数十年では起こらないこと.
そして,計画経済から市場経済への歴史的変革の反動としてのベトナムの国民性にバイクが路上に多い理由を求めた(国民性云々いうのは結構失礼ではあるが)
好き放題な仲間たち
ある友人が「東南アジアで盗難にあった!(ギャグ)」と言っていて,治安悪いかもと思っていたが,ベトナムの治安は夜でもよかった気がする.
そのせいか,かなり奔放なことをする愉快な仲間たちがいて,グループとして一触即発な場面が多々あった(いや,爆発していたか笑).
これらのほとんどは後に笑い話となった(ならなかったものもある).
最後に
学部生の最後に,経済発展著しい東南アジアの一国,ベトナムに来ることができて本当によかった.
今回のプログラムを通して,あるコミュニティ内の常識がどのように発現しているか(メカニズム)を考えるのは,物理の実験である物性のメカニズムを探ることに近いなという感覚を得た.面白いなぁ.
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