[:ja]オナーズプログラムに参加した経緯と感想

参加経緯

3回生のはじめ,インド留学,SOIL&SOUL, RiSA,IoTゴミ箱作りなどの活動をしていたにもかかわらず,また何か新しいこと始めようと思っていました(バカ).

そこで見つけたのが,国際社会で活躍する人材育成プログラムです.

専攻の物理とは全く異なる分野を学んでもっと視野を広くしたい,文系のキャンパス(衣笠)で文系の学生らと話してみたい,そして何より,海外研修に参加したいという気持ちを持って,申請しました.

参加が決まって,「人生のロードマップ」というものを記入することになり,当時進路が明確でなかった白鳥は,なんとなく「海外大学院進学」と記入していました.驚くことに,実現しました.

オナーズプログラムについて

オナーズプログラムでは,元外交官の宮家邦彦氏と岡本行夫氏のお二方の指導の下,「グローバルシミュレーションゲーム(GSG)」と「オナーズゼミナール」を通して,国際社会で通用する知識と能力を身に付けていきます.

宮家先生が主に指導してくださる「グローバルシミュレーションゲーム(GSG)」では,国際的な時事問題を取り上げ,参加者が擬似的にその当事者になりきって,実際に外交交渉のシミュレーションをします.

事前に役割表とストーリーが配られ,それに基づいてゲームが進行します.白鳥は,ロシア外交官,マスコミ,インド首相などをゲーム内で歴任しました.

さらに,ゲームの終了後には,宮家先生による解説があり,経験も交えてお話しされるので,大変説得力がありました.

岡本先生が指導される「オナーズゼミナール」は平日に開催されることが多かったため,白鳥はほとんど参加できませんでしたが,こちらは講義形式で国際社会に通用する人間になるために身につけるべき多くのことを学べるようです.

学んだこと

衣笠キャンパスに何度も行けて,国際社会で今後活躍したいという志を持った文系の学生とも知り合えて,海外研修にも参加できました.

オナーズプログラムに参加した目的のほとんど全てを達成することができたと思います.

変化が激しい国際社会において,すぐに反応し,動くことができる「知的運動神経」と「知的反射神経」が重要で,いろいろな思惑が交差する中で,意見を明確に主張し,関係者と調整し交渉していく能力の重要性を学びました.

海外研修への参加

オナーズプログラムは,参加者の中から毎年約10名を選抜して,海外研修を実施していました.全ての旅費は岡本先生による奨学金で賄われ,渡航先は岡本先生により決定されます.

これが大きなモチベーションでした.

驚くことに,2017年度海外研修(ケニア)2018年度海外研修(ベトナム)と2年連続で参加させていただきました.無料で!

最後に

オナーズプログラムで学ぶ内容は,自分の専攻では学ばない内容だったので,ある意味で挑戦でした.

科学だけが世界を形作っているわけじゃないということを改めて学び,政治や国際情勢,そして歴史について興味を持てるようになりました.[:]